カンブリア宮殿 知られざる静岡の200年企業「鈴与」
常に時代を先取る鈴与だが売上の3分の1を支えるのは物流。物流を担う中核会社鈴与株式会社はここ数年の売上は右肩上がり。その理由が東京の銀座のロフトに。毎朝6時に商品を運び入れている。店舗裏の荷下ろしスペースはすぐにいっぱいに。他の運送会社ならこれで終わりだが、鈴与の場合では売り場のあるフロアにまで運び入れ、文房具やマスクなどをあらかじめ仕分けしている。売り場では並べるだけなのでスタッフの手間が省ける。ロフトでは5年前まで複数の物流会社を使っていたが7割近くを鈴与に置き換えている。静岡県にある富士山フロント物流センターはサプリメントを扱う物流拠点。扉の先にはエアシャワーがありその奥はクリーンルームになっている。ここで鈴与がメーカーにかわってサプリメントの瓶詰め作業を行っている。