報道特集 (特集)
選択的夫婦別姓の議論に法律家として関わった元最高裁判事・山浦善樹弁護士。2015年、裁判官を務めた最高裁大法廷の判決は「夫婦は同じ姓でなければならないとする規定は“合憲”」とした。一方で「制度の在り方は国会で論じ判断するものだ」として国会での議論を促した。山浦弁護士は「国会で論ずべきだと言っている」と語った。15人のうち女性裁判官3人を含む5人は、夫婦同姓を義務づける規定を違憲とした。山浦弁護士は「いったい国会は、国会議員は何をやってるんだろうというのが率直な気持ち。1日も早く法律を改正することが喫緊の課題」、今回の自民党の総裁選挙多くの候補が出てきるが、夫婦別姓の問題についてどういう議論を期待するか?「新しい時代が始まるんだと考えてもらいたい」と語った。