- 出演者
- 鈴江奈々 木原実 森圭介 桐谷美玲 山崎誠 忽滑谷こころ 刈川くるみ
オープニング映像が流れた。
江の島・片瀬海岸のライブ映像が流れた。東京の気温・天気をタイムラインで伝えた。また、東京の週間天気予報を伝えた。東京スカイツリーカメラからのライブ映像を背景に、関東地方の天気予報と週間天気予報を伝えた。
石破総理は先のトランプ大統領との会談について、参議院本会議で報告を行い各党から質問を受けた。その中で、トランプ大統領が鉄鋼とアルミニウムに25%の関税を課すと表明したことを受けて石破総理は日本を除外するよう求める考えを示した。この件で、林官房長官はアメリカ政府に関税の対象から日本を除外するよう申し入れたことを明らかにした。
USスチール買収計画を統括する日本製鉄の森副会長がアメリカに向けて出発したことが関係者への取材で分かった。渡米後、USスチールやアメリカ政府側と水面下で調整を行うものとみられる。買収計画をめぐってはトランプ大統領が日米首脳会談後の会見で買収ではなく多額の投資なら認める認識を示していて、近く日鉄幹部と面会する考えを示している。しかしその後日鉄が過半数を取得することはないとの認識も示していて、日鉄幹部は「トランプ氏が会うというのは準備ができたら会うということだ。これだけ大きい話は1日2日で動かない」と話している。
医療費が高い場合でも患者の負担が一定額で済む高額療養費制度。患者の負担を減らす補助は税金や保険料から出ているが、政府は保険料を抑えるため今年8月から患者の自己負担額の上限を引き上げる見直しを決定した。この決定で中小企業の会社員で年間3500円程度下がると試算されている。一方、がん患者らは自己負担を増やす方針に反対し、福岡厚生労働大臣をたずね見直しの撤回を求めている。修正の焦点となっているのが、直近12か月以内に患者負担の上限額に3回達すると4回目から上限額を引き下げる「多数回該当」。患者側は今回の見直し全体の“一旦凍結”を求めたという。
俳優の広瀬アリスさんが出演するドラマ「なんで私が神説教」で初の教師役を演じる広瀬アリスさんが、20代前半ぐらいまでは事務所での問題児だったなどとお説教された20代の思い出を明かした。
「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」の番組宣伝。
冷たい雨が降る中、秋篠宮家の長男・悠仁さまの姿があったのは京都府舞鶴市。お一人で訪問されたのは「舞鶴引揚記念館」。この場所では第二次世界大戦後に旧満州や朝鮮半島、シベリアなどから日本へ帰ってきた人たちのうち約66万人が引揚者として舞鶴港に帰国した歴史がある。資料の一部が「ユネスコ世界記憶遺産」にも登録されているこの記念館は、引き揚げの苦難の歴史などを学べる施設。悠仁さまは語り部として活動する高校生らから港の模型を見ながら説明を受けられた。また、引揚船の出迎えに多くの人が集まったという説明を聞くと、「舞鶴の人の温かさが伝わりますね」などと感想を述べられていた。この訪問は高校の授業がない期間を利用した私的なもの。悠仁さまは幼い頃から各地で戦争の歴史を学ばれてきた。小学1年生で初めて沖縄を訪れ、戦没者の名前を刻んだ「平和の礎」をご覧になった。4年生では長崎の原爆犠牲者の慰霊碑に拝礼。6年生のときは広島で被爆者の体験談を聞かれた。さらにこの年、悠仁さまはお住まいで東京大空襲を体験した作家・故 半藤一利さんから進講を受けられたという。この話を聞いた歴史学者・磯田さんは「半藤先生のご性格だと皇室の前でも全くご遠慮なく悲惨な戦場の有り様を語ったに違いないんです。だから相当リアルな話を子どもが聞くにはなかなか大変かもというような話をなさったと思う」と明かした。半藤さんが悠仁さまに持っていったという1冊の本には、戦火の中命からがら生き延びたという少年時代の半藤さんの体験が描かれている。進講では防空壕の構造について関心を寄せられ、当時小学6年生の悠仁さまからも熱心な質問が出たという。あれから7年、18歳となった悠仁さまはきょう直接舞鶴を訪れ、戦争の歴史に触れられた。戦争関連の場所に足を運び、戦争体験者から話を聞かれている悠仁さまは、4月から筑波大学に通われる。
坂野さん夫婦の元に「×くん」の絵本が届いた。作者である娘の坂野春香さんは2020年12月20日に脳腫瘍のため、18歳で亡くなった。春香さんは小さいころから絵を描くことが好きで、漫画家を夢にしていたが、小学6年生のときに脳腫瘍を発症し、思うように体を動かせなくなっていった。17歳のときに腫瘍を取る手術を受けることになった際、長く生きるか、リスクをとるかの大きな決断を迫られ、春香さんは「私は生きたいです」と答えた。手術の前にスマートフォンに家族への手紙を残したという。手術後、後遺症で右半身まひと失語症になったが、まだ動く左手だけを使って、主人公の×くんが傷つきながらも成長する物語の絵本を描き始めた。絵本を描いている間も病気は容赦なく進行し精神状態も悪くなり、病気に苦しむ中で見つけた生きる意味を春香さんは×くんが出会う「おんなのこ」の「あ、まちがえた。でも、×はせいこうのもと。×くん ありがとう」というセリフに込めた。春香さんは亡くなる1か月前に絵本を描き上げた。母親の和歌子さんは「春香からそのままでいいんだよって励まされている気がした」とコメントした。
春香さんは亡くなる直前まで、「人の心に何かを刻みたい、人の役に立ちたい」と願い続け、命と向き合いながら絵本を作っていたという。両親は春香さんのメッセージをたくさんの人たちに届けたいと活動を行っている。桐谷さんらは「春香さんが言っていた、不幸は幸せだと気づかないことという言葉はその通りだと思う。」「だめなことって誰にでもあることですもんね」などとコメントした。
みんなのギモン、きょうは備蓄米の放出でコメの価格がどうなるのか?国の備蓄米の制度は平成の米騒動がきっかけ。平成の米騒動は1993年~1994年に歴史的な凶作によりコメを求めて並び輸入米が出回った。備蓄米とは毎年政府が約20万トンを買い入れ、100万トン程度を確保している。5年過ぎたコメは飼料用として販売される。生産量が減って供給量が大幅に足りない時に放出されるが、先月制度が改正され、流通に支障が生じた場合も放出されることとなった。コシヒカリの小売価格(5キロあたり)は去年1月には2440円、去年9月には3285円、今年1月時点では4185円。コメの高騰については、生産者から農協、卸売業者、小売り店に繋がる通常のルートとは違い、農家から直接買い取る卸売業者が増えたため。この違う流通同士でコメの奪い合いがおきて高騰している。さらに流通ルートの中には、売り渋りをしている一部の業者や生産者がいるという。これが原因かは不明だが現在、21万トンのコメが行方不明になっていて、農林水産省が調べている。宇都宮大学・小川真如助教は農水省がコメが足りないわけではないとの認識から少量流出の可能性があり「価格は大きく下がらないのではないか」と指摘。また、大阪・関西万博などインバウンドによるコメ需要も高まる可能性がある。埼玉県で備蓄米を玄米で管理していることなどもあり、倉庫会社の社長は「温度管理をしているため5年たっても変わらずおいしいまま出すことが可能」と話す。
関東ではきょう、春一番が吹くともみられていたが、今のところ発表はない。福井・大野市では最低気温マイナス9.4℃を観測し霧氷が見られた。今回の寒波では農作物にも被害。愛媛・八幡浜市ではミカン栽培のハウスで大雪の被害が相次いだ。ハウスの中には収穫目前だったミカン。ハウスの再建は難しく、菊地さんはハウス栽培を辞める決断をした。JAが被害状況を調査。この地域では106棟のハウスで被害が確認され、7割以上が「ほぼ全壊」の判定。
街の人に「野菜高騰の乗り切り術は?」と聞くと、安いお店をリサーチしたり、もやしと豆腐で量を多くし満足感をえられるようにしているなどの声があった。
きょう大谷選手らドジャースの日本人選手3人がキャンプ地で練習。日本で行われる開幕戦に向け本格始動した。ドジャースのキャンプ地・アリゾナ州で多くのファン・メディアが見つめる先に姿を見せたのはメジャー8シーズン目を迎える大谷選手。当初、バッテリー組はきょうがキャンプインの予定だったが、メディカルチェックが遅れた影響でこの火は個人練習に変更。2シーズンぶりの二刀流復帰を目指す大谷選手は、きょうはまず投手として練習を行った。この日、キャッチャー役を座らせると力強いストレート。さらに変化球も。手術した右肘をかばうことなく腕を振り抜いた。そんな中、バッティング練習中のボールが大谷選手の直ぐ側を通過したが、笑顔を見せていた。ピッチングを終えるとボールをファンへプレゼント。投手としての練習を終えた大谷選手は続いて打者として走塁練習。ロバーツ監督も見守る中、昨シーズン日本選手最多の59盗塁をマークした走力にさらなる磨きをかける。練習を終えると新加入のキム・ヘソン選手に笑顔で声をかけるなどチームメイトへの気遣いも見せ、新シーズンに向けて着々と準備を進めていた。一方、カメラに向かってポーズを決めているのは今シーズンドジャースに入団した佐々木朗希投手。まずはこの日、球団スタッフに案内されて施設を見学。その後はドジャースのウェアを着て初めてカメラの前で練習を行った。佐々木投手はマイナー契約からメジャーのマウンドを目指す。そしてきょうチーム一番乗りでブルペン入りしたのはメジャー2年目の山本由伸投手。この火は早速全球種を解禁し36球を投げ込んだ。来月日本で行われる開幕シリーズでの登板にも期待が高まる。
桐谷さんは「同じチームに日本人選手が3人いるってすごい嬉しいですよね。どんなプレーを見せてくれるか期待したいですね」と言い、森アナは「佐々木投手からすれば先輩が2人いるわけですから心強いと思いますし、なんといってもカブスとの開幕シリーズが日本で行われるわけですから、観戦できる人が羨ましい」などと話した。
千葉との県境近くにある都内の私立高校。2年生のクラスでどこから通学しているか聞いてみると、38人中都内からが24人、市川市・浦安市など千葉からは14人という結果に。実はいま、この住んでいる地域の違いにより高校授業料に差が生まれている。都内の24人は現在、都独自の支援により授業料は無料となる一方、千葉県の14人は支援の対象外。千葉県に補助はあるものの、所得制限があるため人によっては年間50万円近く差が生まれている。こうした中、少数与党の自民・公明と日本維新の会はきょうも高校無償化について協議。与党側は無償化を始めとする維新の主張を受け入れる代わりに、来年度予算案への賛成を取り付けたい考えで詰めの協議が続いている。住む地域によって生じる授業料の差について生徒たちに聞くと「同じ学校に通っているのに支援の差があるのは不平等で良くない」「(授業料が)かからないっていうだけで考えられるものの幅が広がるし、お金が(進路を)諦める理由にならないというのが良いと思う」などと話す。学校側はこうした支援の差による家計への負担が生徒の進路選択に影響するケースも多いという。国は現在、所得制限を設け公立・私立問わず約12万円を、私立については約28万円を上乗せして支援している。協議で与党側は約12万円を支援する所得制限を今年4月からなくし、私立の上乗せ分についても所得制限を来年4月からなくすことを提案。これにより公立は完全無償化となるが、維新側は私立の所得制限を今年4月からなくすことや支給額の引き上げを求め議論は平行線となっている。専門家は無償化について「意義がある」とする一方、「公立と私立の競争が生まれることで教育の質が向上する」との意見については「(公立高校は)独自財源を持つことはできませんから、いくら教育の質を上げたいと思ってもできることは限られる。公立高校の授業の組み立てや様々なお金の使い方や人材の使い方を例えば私立並に自由化するとか、そうすれば同じような条件で本当の意味での公平な競争になると思う」と指摘する。予算成立のためには野党の賛成が不可欠となる中、高校無償化をより良い教育の実現につなげることはできるのか。