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「夕刊フジ」56年の歴史に幕。日本新聞協会によると2000年1年間に発行された新聞は約5300万部あったということだが、去年は約2800万部とほぼ半分にまで落ち込んだ。約200年の歴史を持つ英国のタブロイド紙「イブニングスタンダード」は1827年に朝刊紙として産声を上げ1859年から夕刊も発行してきたが、発行部数の減少から今年5月、週1回の発行に切り替える苦渋の決断をした。2009年からは広告収入だけに頼り、駅で無料配布するちょいうウルトラCな戦略が的中。発行部数は85万部を誇ったが、新型コロナの影響もあり近年は27万部まで落ち込んでいた。元日刊ゲンダイ編集部長・二木啓孝氏がタブロイド紙の存在意義について「ジャーナリズムという言い方とはちょっと違って、エンターテインメントジャーナリズムというのかな。楽しく書いてあるけれども事実もちゃんと書こうよねって。新聞の場合は事件が起きたら発生モノが多い。僕らは発生ではなくストーリーを書こうという工夫をしていく。新聞とは違って楽しみながら読める媒体としては残っていきたい」と語った。スタジオの柳澤秀夫は、大手の新聞社も夕刊を無くしたり活字離れがここまで来ているのかと寂しく感じると話した。佐々木亮太は、夕刊は色んな角度からニュースを切っているので全部紹介したいのを泣く泣く一部だけ抜粋してお伝えしていたと話した。