ZIP! TOP NEWS 解説
3回目までに放出された江藤前農水大臣の備蓄米は、集荷業者→卸売業者→小売業者だったが、4回目となる今回の小泉大臣による随意契約分は政府→小売業者へと直接卸すこととなる。三輪さんは「江藤前大臣の時は備蓄米は流通の正常化・目詰まり解消のために出すというもので、コメの価格を下げるとは明確に言っていなかった。ただ、流通量が増えると需要と供給のバランスで値段が下がり、そこから先は市場に任せようという形だった。ただ誤算だったのは今はパニック相場となっていたので、高い値段でも消費量が減らなかったので厳しい状況だった。そこに対して小泉新大臣は末端で安い値段で届けるとし、随意契約にした。一番はコメ離れや国産米離れを防ぎたいという思い。3回目までの備蓄米の流通を4回目の流通が追い抜いていくと思う」などと説明した。