本日の主役は親子丼、親子丼に秘められた親子の物語。季節割烹勝味のイチ推しは親子丼。2代目の津田勝幸がつくる親子丼は1日100杯以上売れる人気メニュー。この親子丼の味は2代目が作った味なのだそう。昭和51年に父の津田勝美さんが勝味を創業した店は、旬の味を気取らずに楽しめる店。津田勝幸さんはスーパーに勤めていたが、24歳で料理の道に進んだ。3年の修行後勝味で働き始めるが、父の厳しい指導で何度も衝突もあった。底に不景気の波が押し寄せ、勝美さんが料理人を引退した。息子の勝幸さんに店の存続を託された。このとき勝幸さんが目をつけたのはランチ営業で親子丼を提供すること。勝幸さんさんは親子丼の鶏肉を特製西京味噌に2日漬け込んだりと、ゼロから親子丼を作り上げた。勝幸さんは父から0から1にすることの偉大さを知ったと話した。勝美さんは時々勝幸さんの親子丼を食べに来ることもあるのだそう。