オープニング映像が流れ、出演者が挨拶した。

きのう、基礎年金の底上げが追加された年金関連法案が衆議院本会議で可決された。修正案の提出からわずか2日のスピード通過となる。日本維新の会・青柳仁士政調会長は「ちゃんとした抜本的な議論を行う期間、そしてその場が必要ではないか」、石破総理大臣は「各党において本当に真剣な議論を積み重ねた結果、今日のこの委員会に結実していると思っている」などと述べた。年金制度改革関連法案はパートなどで働く人が厚生年金に加入しやすくなるよう、年収106万円の壁の賃金要件や従業員51人以上の企業規模の要件の撤廃などが法案に盛り込まれた。火曜日に立憲民主党が求めた厚生年金の積立金を基礎年金の底上げに活用する底上げ策を与党が受け入れ、共同提出した修正案がきのう可決された。立憲に対して国民民主党・浅野哲議員は「他の野党との協議を横に置き、真っ先に与党との協議に突き進んだ一連の行動には強い違和感を感じる」などと述べた。

きのう衆議院本会議で可決された年金制度改革関連法案。与党と共に修正案を共同提出した立憲民主党に対し、他の野党が痛烈に批判した。日本維新の会・青柳仁士政調会長は「どの辺りに熟議があったのか」、国民民主党・榛葉賀津也幹事長は「戦うふりをして出したくなかったのが見え見えになった」などと述べた。財源に厚生年金の積立金の一部が使われることを毒入りあんこなどと批判していた自民党・河野前デジタル大臣は今回の採決を欠席した。一連の批判に対し立憲民主党・野田代表は「やむをえない対応だったと思う」などと述べた。

特別政府職員として2期目のトランプ政権を支えたイーロン・マスク氏を褒め称えたトランプ大統領は「本当に特別な人にだけあげるプレゼント」などと述べてマスク氏に木箱に入った大きな金色のカギを手渡した。マスク氏は「これはDOGEの終わりではなく本当の始まり」などとコメントし、再びトランプ政権に協力する意欲を見せた。

「これはDOGEの終わりではなく本当の始まり」、「私はこれからもホワイトハウスを訪れて、トランプ大統領の友人でありアドバイザーであり続ける」などとコメントしたイーロン・マスク氏。黒い帽子、黒いジャケット、黒いパンツ姿で会見に臨んだマスク氏はホワイトハウスで再び仕事をする意欲を見せた。マスク氏は政府効率化省の事実上のトップとして就任早々、数万人規模の公務員削減や一部連邦機関の閉鎖など、強引な改革を進めてきた。政府を私物化していると批判が広がり、全米でテスラの不買運動に発展。今年1～3月期のテスラの営業利益は前年同期比約7割減少。さらにスペースXでは超大型ロケット「スターシップ」の打ち上げに3回連続失敗するなど、本業に専念せざるを得ない状況となっている。会見で右目周辺にできたアザについて記者から問われるとマスク氏は「5歳児でも顔を殴る⋯それがXだった」などとコメントした。

カンボジア・ポイペトで27日、特殊詐欺に関与した疑いで日本人とみられる約30人が拘束された。いくつもの犯罪組織が点在し、多くの外国人が詐欺行為を強要されているという。建物に監禁され、特殊詐欺への加担を強要された女性は「寝る解きには金属製の二段ベッドに手錠でつながれた」などと述べた。暴力による支配が日常的に行われていた。タイの支援団体代表・ジンマンカ氏は「（ミャンマーの）取り締まりによって静かだったポイペトに犯罪組織が移った」などと指摘した。

政府が放出する備蓄米のうち2021年の古古古米をさして言ったとみられる「1年たったら動物の餌に出すようなもの」という国会での発言で波紋を広げている国民民主党・玉木代表。国民民主党・榛葉幹事長はきのう、「この言葉だけを切り取って問題視したことによって玉木が本当に訴えたかったコメ生産や流通の安定性をどう確保するという本質論がどっかいっちゃった」と述べ玉木代表を養護した。榛葉幹事長は「言葉の洗濯は気を付けるべき」としたうえで「総理も餌米という言葉を頻繁に使っている」と指摘した。玉木代表はきのう深夜にXを更新。田んぼの写真を添えて「深く反省している」などと陳謝した。

林官房長官は「手続きが完了され次第、日本産水産物の対中輸出が再開されることになった」などと述べた。福島第一原発処理水の海洋放出を受けておととし8月から中国で全面禁止されていた日本の水産物の輸入について、日中両政府が輸入再開で合意した。中国の消費者からは「日本の原発の件は影響が大きすぎる」などと期待と不安が入り混じった声が上がっている。処理水の放出前から規制されていた福島などの10都県は対象外の見通し。日中関係筋は「日中関係を改善したい中国側が合意を急いだ背景もある」と分析している。

富士山の麓と5合目を結ぶ富士スバルラインの通行料金について、山梨県は10月から全車種平均で約3割値上げする方針。現在普通車で2100円のところ、700円程度上がる予定。富士スバルラインは一般の道路に比べ標高が高いことで除雪などの管理費がかさむことや、開通から60年以上が経過し今後大規模な修繕が見込まれることなどが理由だという。料金徴収の期間についても約25年間延長し、2049年12月までとなる。

アメリカ大使館で学生ビザの面接の新規受付が停止されている。岩屋外務大臣は「アメリカ側に対しては情報提供をしっかりやってもらいたいと申し入れている」などと述べた。外務省が確認したところ、学生ビザの申請は受け付けているほか、予約済みの面接は予定通り実施するという説明を受けた。岩屋大臣は「政府も高い関心を持って対応している」と強調した。

宮内庁はきのう、現在アメリカで暮らしている秋篠宮ご夫妻の長女、小室眞子さんが第1子を出産したと発表した。「皇室を離れた方の事柄であるので」として出産時期や性別は公表しなかった。秋篠宮ご一家については皇嗣職大夫は「ご家族の幸せな日々を願われていらっしゃる」などとした。発表した経緯について宮内庁は「一部メディアで報じられたことも踏まえお知らせすることにした」などと説明している。

万博の会場で大量発生しているハエの一種「ユスリカ」は、噴水ショーなどが行われる海辺や大屋根リング周辺で大量に確認されている。伊東良孝万博担当大臣は「ユスリカ等対策本部を設置し更なる対策を検討している」、「感染症を媒介したり刺したりすることはない認識」などとコメントした。伊東大臣は虫が嫌うにおいや成分を使った薬剤など建物への侵入を防いでいると説明し、来場者の不安を解消したいと強調した。

さいたま市では再開発に伴い人口増加が続いている。市では子どもが増えていることを受けて、小学1年から中学3年の児童や生徒が通う義務教育学校の建設を計画している。JR武蔵浦和駅周辺の小中学校を統合して約3600人が通う予定。しかし、埼玉県内の建設業者が入札を辞退、2回連続で入札不成立が続いている。資材の高騰などが背景にあげられていて、2028年4月の開校が遅れる見通し。さいたま市教育委員会は「教育環境への影響を速やかに整理する」と説明している。

帝国データバンクの調査によると、6月に値上げ予定の食品は1932品目。香辛料やダシの商品を中心としためんつゆなどの調味料やパックごはんなどの加工食品の値上げが目立つ。原料となるコメの価格高騰が理由となっているものは100品目を超えている。今年、1年間の食品値上げは2万品目超えの可能性が高いという。

安倍元総理の妻である安倍昭恵は29日、モスクワのクレムリンでプーチン大統領と面会を行った。この面会の中でプーチン大統領は安倍元総理について「彼の功績はロシアでも大切に守られている」と述べ、昭恵夫人は涙ぐむ場面もあった。今回の面会について安倍昭恵のXで「主人が27回の首脳会談を通してプーチン大統領と築いてきた信頼関係を無駄にしたくない…」と綴っている。林芳正官房長官はきのうの会見で「政府として昭恵夫人とやりとりはしていない」などと述べた。昭恵夫人はこれまでにも各国の要人と面会を行ってきた。去年12月には石破総理より早く大統領就任前のトランプと面会し、私的な夕食会を行っている。CNNによると、安倍元総理が亡くなった後も親密な関係を継続し、直接やり取りをして夕食会を実現させた。去年から今年にかけての安倍昭恵の主な訪問先は、オランダ、スペイン、ロシア、モンゴル、タイ、カンボジア、インドネシア、インドだ。「世の中の役に立ちたい」と語っていて、今後も「橋渡し役」は担いたい考えがあるのではないか。政治ジャーナリストの青山和弘によると、昭恵夫人は安倍元総理の政治団体を引き継いでいて、資金は2億円以上あると言われている。今回のモスクワ訪問が自費だったとしても、活動費は潤沢にあるのではないか。

2022年2月にウクライナ侵攻が始まり、日本は経済制裁を課すことになった。これに対して、ロシアは日本を「非友好国」と指定しており、両国の関係は冷え込んでいると言える。2022年7月には安倍晋三元総理銃撃事件が起こった。ロシアは経済制裁を解いてほしいという本音がある。プーチン大統領は、今回の昭恵夫人との面会で、花束を渡して歓迎した。また、タス通信によると、ボリショイ劇場にバレエ鑑賞に向かう昭恵夫人に対して、大統領専用リムジンを貸し出しを行った。笹川平和財団の畔蒜泰助上席研究員によると、プーチン大統領にとって、昭恵夫人は日露関係発展に貢献した安倍晋三元総理の妻であり、良き時代を想起させるのにうってつけの人物だというイメージがある。異例の厚遇は、その時代に立ち返る用意があるという日本へのシグナルではないか。

問題は「安倍昭恵が経営していたのは？」。青は「書店」、赤は「居酒屋」、緑は「コンビニ」。

渋谷の中継映像を背景に全国の天気予報を伝えた。

問題は「安倍昭恵が経営していたのは？」。青は「書店」、赤は「居酒屋」、緑は「コンビニ」。正解は赤の「居酒屋」。2015年にオバマ元大統領の妻であるミシェル夫人も訪問したことで知られている。2022年に閉店した。

HR量産中の大谷翔平は、試合開始から目の覚めるようなHRを見せれば、翌日は初回からフルスイング。2試合連続となる先頭打者HRを打った。さらに、“ゴジラ”を超えるHRと盛りだくさん。