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4年ぶりにホワイトハウスに舞い戻ったトランプ新大統領。執務室では大量のファイルに囲まれていた。そのファイル、就任直後から大統領令を連発した。中には性別は男女の2つのみといった多様性を否定するような内容もあり反発の声も上がっている。黄金時代の夜明けとなるのだろうか。歴代の大統領やさらには大手IT企業のトップらが集まる中、あの人物が帰ってきた。そしてバイデン氏の目の前で前政権との決別を宣言する。バイデン氏の環境保護政策を否定。多様性重政策も「男性と女性の2つのみ」とした。支持者らが集まる会場近くでは、セキュリティーの観点から会場に持ち込めなかった無数のバッグが捨てられていた。演説のあと、およそ2万人の支持者の前に現れたトランプ氏。ここからは、さながらサイン会に。このあとも、署名ラッシュは続く。就任初日は独裁者になると話していたトランプ氏。公表されたものだけで40以上の文書に署名した。
存在感が際立っていたのがイーロンマスク氏。演説で火星探査について触れられるとマスク氏、大喜び。最後に開かれた舞踏会でメラニア夫人とダンスを披露。トランプ大統領就任を祝う長い一日が終わった。ロケットスタートを切ったトランプ新政権。しかし、急激な変化は混乱を生みそう。
LGBTに優しい都市とも言われるロサンゼルスでは、トランプ氏の「性別は男女の2つしかない」といった発言に反発の声が上がった。メキシコの米国大使館前ではトランプ氏に見立てた人形がしばかれ火をつけられていた。トランプ氏が不法移民対策として南部の国境に軍隊を派遣することやメキシコ湾を米国湾に改称することなどに反対している。