週刊ニュースリーダー 気になるアノ人
若手のホープとして注目を浴びる江戸切子の職人の根本幸昇さんだが、作っている所を見て憧れる人は少なく、職人は年々減り続けるという。若手職人を集めるため幸昇さんは、商品がこんな所に置かれているとか、こんな人に使って頂いてるという所に憧れを持つ人が多いとし、それを伝えるところがメインになっていくとさらに若手のモチベーションも上がってくると考えている。世界のトップの芸術の1つとして確率させるために、革命を起こしたいという。先代への経緯を持ちながら、自身の確かな技術を表現を持って、これまでの江戸切子のイメージに対し挑戦を続けている。幸昇さんについて父・達也さんは、もう彼らの時代だとしてアシストに回るなどと話した。リーダーが削った江戸切子のグラスは、幸昇さんの手によって芸術品と呼べる姿になった。