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渋谷区にある日本料理店「白」では約40種類の新米を試食して、その時々で美味しいお米を選んでいる。今後、米の高値が続くと、メニュー価格にも影響しかねないという。9日、マルヤス 高島平店には約1週間ぶりに米が入荷した。店を4時間取材したところ、8袋が売れていた。岐阜県で農家を営む大田剛之氏は毎年、約10トンの新米を収穫しているが、約4年前から直売サイトでコメを販売している。今年は2キロで2600円する高級米が完売するなど、例年にない状況だという。上述したサイトではコメの売り上げが去年同時期と比べて12倍。定期契約の注文も3倍に増えたという。日本総合研究所の三輪泰史氏は品薄の解消まで少し時間を要するとみていて、高値については11月頭までには完全に収まるものの、例年に比べると1割くらい高くなると考えられるという。