news every. (ニュース)
ハロウィーンの聖地となっている東京・渋谷では「ハロウィーンをお休みします」との掲示があった。ハロウィーン期間はハチ公もお休みしている。ことしも渋谷区はハロウィーン期間に渋谷へ来ることを控えてほしいと呼びかけている。例年若者や外国人たちが路上でお酒を飲んで暴れたりするなど、トラブルが相次ぎ問題視される。そうした状況を受け渋谷の繁華街のこのエリアでは今月から年間を通して夜間の路上飲酒が条例で禁止に。近隣の商業施設でもハロウィーン当日の31日は、通常よりも時短営業すると発表。渋谷パルコでは通常営業をするものの、仮装している客の入店を制限したり、トイレでの着替えをしないよう呼びかけている。桂花ラーメン渋谷センター街店も時短営業を決めた。背景にあったのはセンター街での迷惑行為だという。去年のハロウィーンに渋谷に来ないでと伝えた結果、渋谷を訪れた人はピーク時で1万5000人と想定の4分の1になった。一方平和な渋谷に期待し通常営業を決めた居酒屋ミチナキミチでは路上ではなく店内で楽しんでもらいたいと、ことしから店内をハロウィーン仕様に。ハロウィーンを楽しめる新たな場所も誕生している。ことし3月東京・江東区、お台場にオープンした没入型テーマパーク「イマーシブ・フォート東京」では来月末までハロウィーンイベントを開催。この期間中だけは仮装することができる。施設内にはイベント期間中更衣室を用意。さらにチケットの金額を通常よりも2000円安くし来園しやすいようにした。イマーシブフォート東京CMO・柚木隆太さんは「(ハロウィーンを)東京で楽しめる場所がなくなっているっていう状況があると思う。安心安全というのをしっかり担保して、その枠の中で本当に自由に思いっきりはしゃいで楽しむっていうことが、こんなに楽しいんだというふうに、一人でも多くのお客様に足を運んでいただければ」と話した。