報道ステーション (スポーツニュース)
新天地にロサンゼルスドジャースを選んだ佐々木朗希投手。きょう本拠地のドジャースタジアムで入団会見を行った。佐々木はドジャースのチームカラー青のネクタイを締めて登場。獲得に尽力したフリードマン本部長は「ドジャースに迎えることができて最高にうれしい」と語った。背番号は11と高校日本代表や侍ジャパンでも背負った番号。会見冒頭、佐々木がまず触れたのはロサンゼルスで起きている大規模な山火事。発生して2週間が経つが今なお消火活動が続いている。岩手県陸前高田市出身の佐々木。2011年、9歳の時に東日本大震災を経験し父と祖父母を亡くした。大谷翔平、山本由伸とのやり取りについては「それぞれようこそと連絡をいただいた」。23歳の佐々木はメジャーリーグのルールでマイナー契約しか結ぶことができない。契約金や年俸の金額にも制限がある。それでもメジャー移籍を決断した。プロ入りからけがでの離脱が多かった佐々木。自分の夢を優先しこのタイミングでの移籍を決めた。23歳で海を渡った大谷翔平と同じくまずはメジャーのスプリングトレーニングに招待選手として参加。オープン戦でのアピールを経てメジャー契約を目指すことになる。