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新1万円札に印刷されている近代日本経済の父・渋沢栄一が生まれた深谷市。渋沢栄一の栄一に因んだ記番号A1番の新紙幣を熱望してきた。記番号「AH000001DG」の新1万円札を寄贈したのは福岡県在住の43歳男性。両替の際に偶然入手し深谷市に寄贈することを決めたという。小島市長は「人の善意を感じて、また違う重みを感じた。日銀の総裁さんから6番いただいた時は心のどこかで市民に申し訳ないなと思っていたところもあって、今回こうやってある方の善意によって1番も手に入ったので、市民の方にその分を理解していただけるかな」と話した。寄贈された1万円札はきのうから深谷市役所1階の「渋沢栄一とお札」のコーナーで展示している。