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先週金曜の協議では与党側が壁について所得税の基礎控除などを123万円まで引き上げることを提案。国民民主党が求めている178万円とは差があるものだった。これに国民民主党の古川税調会長はゴルフにたとえて不満を口に。こうした中、迎えた6度目の協議。折り合える点がどのあたりにあるのか、目標を示すよう求めた。しかし、与党側からさらなる提案がなかったことから、国民民主党側は10分ほどで退出、急きょ、打ち切りとなった。夕方、国民民主党内で報告されると、出席していた玉木代表から怒りの声が。石破総理は「対応には誠意を持って臨みたいと思っている」と述べた。自民党側からは国民民主党側が歩み寄ってくれれば123万円からあげる用意はあるとの声も出ていて、神経戦が続いている。