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沖縄戦では、日米双方で合わせて20万人以上が亡くなったとされる。きのう開かれた全戦没者追悼式には、3年連続で岸田総理大臣が参列し「沖縄戦の悲惨な実相と平和の尊さを次世代に継承していくことは、われわれに課せられた責務」と述べた。一方、沖縄県の玉城知事は、自衛隊の配備強化が進む現状に「自衛隊の急激な配備拡張が進められており、私たち沖縄県民は、強い不安を抱いている。今の沖縄の現状は、無念の思いを残して、犠牲になられた御霊を慰めることになっているのだろうか」と懸念を示した。世界の各地で戦火が絶えない中、沖縄はきのう一日、平和への祈りに包まれた。