Nスタ ここが知りたい!
東京・江東区の惣菜店に行くと、多くのお客さんで賑わっていた。ここでは弁当容器に好きな惣菜が詰め放題。価格はワンコイン以下の480円、大きな容器でも680円。惣菜は常時60種類以上。ルールは蓋が閉まればOK、少しでもごはんを入れる。安さの秘密は知り合いの青果店・鮮魚店から規格外の食材を仕入れていること。惣菜の市場規模は年々拡大しており、11兆円に迫るほどに。スーパー各社では惣菜が集客のカギになっている。ディスカウントストアのドン・キホーテでも5年ほど前から惣菜や弁当などのデリカ部門に力を入れている。そんな中、いま話題になっているのが「偏愛めし」。あん好きのために作った最後まであんだくで楽しめる「あんだく溺れ天津飯」やキクラゲ好きのために作った「きくらげ中華丼」など、かなりとがった弁当や惣菜が並ぶ。当初は男性客が狙いだったが、ファミリー層にも浸透しているという。