お得&オシャレ!“団地リノベ”

2024年12月18日放送 7:34 - 7:45 TBS
THE TIME, THE TIME,マーケティング部

今日のテーマは『”団地リノベ”の魅力』。原千晶は「今、団地リノベが流行っている。」等とコメントした。1960年代の日本は高度経済成長期。当時、庶民の憧れの住まいは団地だった。入居の抽選倍率は5000倍以上だった。憧れだった団地も現在は建物が古くなり住民の高齢化率は30%以上。しかし今、分譲団地も賃貸団地も若者・子育て世代に大人気となっている。隈研吾氏と佐藤可士和氏がタッグを組みリノベーションしたオシャレな団地もある。団地をマーケティング。
千葉県我孫子市の築47年の団地。去年この団地を購入した30代のあやこさん一家は家族4人暮らし。3LDKで105平米の広さでウォークインクローゼットもある。しかし、買った当時はボロボロだったのだという。約1200万円をかけてリノベーションした。近隣の中古マンションの相場は約3000万円だが、この団地は物権価格が700万円でリノベーション価格を足しても近隣中古マンションに比べ1100万円ほどお得。一方、横浜市・たまプラーザ団地に住むNさんは去年築56年、65平米の物件を購入しリノベーションした。一番のメリットは金銭面だという。3500万円程度で購入したのだという。
横浜市の洋光台団地。隈研吾氏と佐藤可士和氏の2人により生まれ変わった。真っ白な外壁に小枝をイメージしたベランダとなっている。郵便受け等もオシャレな書体になっている。家賃は1LDKで6万円台〜9万円台。
東京・江東区南砂団地にはルイスハンバーガーレストランがある。レモンチーズバーガーが人気。他にも団地の中で醸造したビールの店・ガハハビールがある。お客さんが増えたことで団地に活気が戻って来たという。
今注目されている団地だがエレベーターがないという現状もある。総務省によると、4.5階建ての団地の約24万棟にエレベーターが設置されていないという。茨城県取手市の取手井野団地は築55年だが、4階と5階を2部屋セットで借りられる。映像アーティストの平井さんは5階をアトリエとして活用している。UR都市機構によると、4階と5階のセット貸しは4階の家賃にプラス1万円の5万円台とのこと。
群馬・館林市のアクセスエンジニアリングは階段の昇降ロボットを開発している。今後、実証実験を重ねて来年春の実用化を目指しているという。アクセスエンジニアリング・中村光寿社長は「団地に取りつけするエレベーターのコスト10分の1を目指している。」等と話した。


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