モーサテ きょうのマーケット
大和アセットマネジメント・岩手幸久が電話で解説。ドル/円予想レンジ:148.90円〜151.90円。昨日は日銀・植田総裁の追加利上げに前向きな姿勢や米国ADP雇用統計の下振れを受けてドル円は150円割れまで下落した。本日はイングランド銀行の金融政策や米国ISM製造業景況感指数の発表があり、為替相場は引き続き変動の大きな展開を想定。注目ポイントは急速な円高は一服するか。日米3カ月金利差3%未満の時、日米3か月金利差3%以上の時などについて示唆する。円高が止まればキャリーコストの大きな円ロングポジションは解消を余儀なくされ、緩やかな円安に戻る展開を想定するなどと解説する。ドル円が160円に迫れば、日本政府からの円安けん制成発言、日銀の追加利上げ観測による急速な円高にも再び警戒せざるを得ないと考えると話した。