モーサテ きょうのマーケット
ソニーフィナンシャルグループ・石川久美子の解説。ドル円予想レンジ:143.00円~145.20円。注目ポイントは「G7サミットで状況改善はあるか」。先週末、イスラエルとイランが衝突した。リスクオフで有事のドル買いと円買いが交錯したが、ややドル買いが優勢。まもなくカナダでG7サミットが開催される。外国為替市場の最大の注目材料は「アメリカの関税に関する交渉」。11日、トランプ大統領は各国と地域に対して2週間以内に一方的に関税を決めた書簡を送付するとして波紋が広がっている。今回のG7サミット参加国:G7・アメリカ、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、イギリス、EU。その他の招待国はオーストラリア、ブラジル、インド、メキシコ、インドネシア(参加見送り)、アラブ首長国連邦(UAE)、韓国、南アフリカ、ウクライナ、サウジアラビア(欠席見通し)。2018年のカナダG7サミットはトランプ一次政権の時に開催された。アメリカによる鉄鋼の輸入制限への批判が集中。トランプ大統領は米朝会談のために途中退席、移動途中で首脳宣言を承認しないとした。ドル円、ドル円1ヶ月インプライドポラティリティーの情報。