Newsモーニングサテライト きょうのマーケット
きょうの為替の見通しを、岡三証券の武部力也が解説した。ドル円の予想レンジは「158.00円~159.30円」。今週の外国為替市場では、ゴールデンウィークの日本政府によるドル売り円買い介入やベッセント財務長官による日米の連携姿勢が円安進行を抑制させ、1ドル160円台からの圧迫感を意識させて推移している。ただし中東情勢をめぐる不透明性が有事のドル買いをくすぶらせており、円高とドル高が綱引き状態である中でのレンジを予想した。注目ポイントは「GDPで日銀利上げ判断に変化」で、本日の午前8時50分に公表される日本の2026年第1四半期(1ー3月期)の実質GDPは、個人消費の底堅さや輸出の増加を背景に前期比年率ではプラス成長が予想されている。2四半期連続のプラス成長となれば、物価上昇下でも景気の持ち直しが続くとの見方が強まり、景気見通しの上方修正や消費の底堅さが意識される可能性がある。これを受け6月の日銀金融政策決定会合では物価と景気のバランスを踏まえた判断が重視され、利上げ観測が強まれば円高圧力につながる可能性。きょうの為替の展開について岡三証券・武部氏は「今週の外国為替市場では、ゴールデンウィークの日本政府によるドル売り円買い介入や日米の連携姿勢が円安進行を抑制させ、1ドル160円台からの圧迫感を意識させて推移している。ただし、中東情勢を巡る不透明性が有事のドル買いをくすぶらせており、円高とドル高が綱引き状態であるなかでのレンジを予想します。高市政権にとって、円安の放置は物価高や輸入インフレを助長しかねない事象であるとして、1ドル160円は介入警戒ゾーンとしている。1ドル152円圏まではなんとか押し返したいのではないかと推考しています」と解説した。
