首都圏ネットワーク (ニュース)
関東・甲信は今日も猛烈な暑さになり、日中の最高気温が38℃以上になったところもある。都内では今日午後3時までに計66人が熱中症の疑いで救急搬送された。猿江恩賜公園では熱中症の啓発イベントが開催され、大人と子どもの体感温度の違いを紹介したパネルが設置された。子どもは背が低く、地面からの照り返しの影響を受けやすい。子どもが感じるプラス7度分の暑さを専用のコートを羽織って体験するコーナーも。外で遊ぶ子どもの熱中症対策が、暑さを凌ぐのに適した日陰とのことで、親子で日陰探しに挑戦するイベントも行われた。ポイントは面積が広い、風が通りやすい、表面温度が上がりにくい葉っぱなどで出来ていること。東京・豊島区では夏休みの期間中区内の小中学生を対象に6つのスポーツ施設の体育館や会議室などを無料で開放している。明日の予想最高気温は、さいたま市、前橋市で37℃、宇都宮市で36℃と猛烈な暑さが見込まれている。一方関東北部を中心に大気の状態が非常に不安定になり夕方にかけて栃木県と群馬県に記録的短時間大雨情報が発表された。これまでに降った雨で群馬県では土砂災害の危険性が非常に高くなっているとして土砂災害警戒情報が発表されている地域がある。関東・甲信では今夜遅くにかけて1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降る恐れがある。