モーサテ プロの眼
今村さんに話を聞く。トランプ大統領が就任して1か月、祖署名した大統領令の内訳を紹介、5割強に着手済ともいわれ、政権は1期目と比べ忠誠を誓う側近でかためている状況で議会も共和党が多数派など、十分に政治的資本を蓄えた状態での就任で公約にじっくり取り組む余裕がありそうだが現実では疑問が生じるほどのスピード運営になっている。今村さんは「急ぐ理由は大統領選挙の再選だけ では満足しておらず、国のつくりを組み換えようと野心に傾いてきたと思う」とし、労働者階級がアメリカの繁栄に取り残されない社会・経済構造への転換、アメリカの世界における位置づけ・アメリカの中の無駄の排除について説明した。また現時点のトランプ政権の評価については「微妙」とし歴代の大統領のこの時期と比べると支持率は低い。トランプ政権が抱える課題は有権者がそこまでの「転換」を求めていない可能性・インフレ抑圧、政策修正でも難航?、弱点を補完する有能な参謀 閣僚 側近の不足と説明した。