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箱アイスで人気のロングセラーアイスが1986年発売の「ヨーロピアンシュガーコーン」。コーンタイプ箱アイスでは売り上げ1位。作っているクラシエ新町工場をテレビ初取材。多い時で1日約50万個製造。仲澤元彦製造課長が案内。アイスの素は乳製品、水アメなど。秘密の粉にはバターミルクパウダーなどが含まれていて、コクと風味がUP。アイスの素を巨大フリーザーで空気を含ませながら冷やせば完成。専用コーンはサクッとした食感が魅力。コーンをチョコでコーティングしてアイスの水分をブロックしている。アイスは絶妙な温度管理で調整することで美しい形に仕上がる。アイスの溝の部分にチョコを流すことで、アイスとチョコがバランス良く味わえる理想のひと口目を実現。形が崩れないよう−40℃で冷凍。きょう製造されたものを前回のものと食べ比べ、変化がないかチェックする。「ヨーロピアンシュガーコーン」誕生のきっかけは1980年代、当時クラシエのアイス部門は期待されていたコーンタイプのアイス「デイリー&デイリーチョココーン」はコーンが湿気やすく売れなかった。以前のものより湿気に強くサクッとした食感のワッフルコーンを使用。1986年に「ヨーロピアンシュガーコーン」が誕生。コーンの食感の良さと手頃なサイズ感でファミリー層にヒットし、ロングセラー商品となった。