グッド!モーニング きょう注目NEWS
高齢者や要介護者をサポートするデイサービス「ラスベガス」(東京・町田市)を取材。麻雀・スロット・カードゲームの台などが並びカジノのような空間。全国に20店舗展開し、急成長中のカジノをイメージした介護施設。高齢者は疑似通貨ベガスを使用。換金や景品への交換は負荷。認知症の専門家は「使えるお金を賭けているわけではないので依存症になるリスクは考えにくい」、「ラスベガス」森薫代表は「レクリエーションが子どもじみていたり、気を悪くさせるケースもあったので、そういう方の声を反映させた」と話す。施設への送迎車はハイヤーをイメージした黒一色、施設の迎えだと知られたくない方への配慮。ゲーム前の運動が決まり。本気で喜んだり悔しがったりすることが認知症の予防に効果的だという。40年以上認知症を研究・あしかりクリニック・須貝佑一副院長は「気分を高揚させるような行動やゲームなどは、ドーパミンを増やし日常生活に良い影響を及ぼす。全体的な認知力を維持したり向上したりする効果がある」と解説。