アカデミー賞「ゴジラ」山崎貴監督生出演

2024年3月13日放送 8:13 - 8:26 日本テレビ
ZIP! (緊急生出演!凱旋・アカデミー賞山崎貴監督)

山崎貴監督は幼少期、「スター・ウォーズ」、「未知との遭遇」に影響を受け特撮の道を目指す。1986年に白組に入社し、映画監督デビューは2000年の「ジュブナイル」だった。2005年には「ALWAYS 三丁目の夕日」、2013年には「永遠の0」でそれぞれ日本アカデミー賞。そして2024年、「ゴジラ-1.0」で第96回アカデミー賞視覚効果賞を受賞した。山崎監督は「一生懸命頑張ればいいこともあるなと。映画を作ることがいちばん大事なので、賞をいただけるのはボーナスという感じ。スピーチの原稿の自分の字が汚すぎてテンパった。会場の空気は暖かった。みんなお母さんみたいな感じで「頑張って読んで」という空気が伝わってきた。スピルバーグ監督と同じ場所にいることが素晴らしかった。僕にとっては生き神様。ゴジラの映画は3回見てくれたそうで、ゴジラのフィギュアを欲しそうに見ていたので、「いりますか?」と聞くと「もちろん、くれ」ともらってくれた。」などと語った。破壊される街や宙に浮く人々などCGで作成し、ゴジラによる環境変化を描写した。また劇中に登場する軍艦のシーンは実際のセットは船べりのみ。それ以外はCGで作成し、リアルとCGを組み合わせる「VFX」が取りいてられている。「VFX」はコンピュータで実際の映像とCGを加工・合成などをする技術。今回作品に携わったVFXのスタッフの数は35人。制作期間が8ヶ月。大規模なハリウッドに比べると小規模な体制で制作された作品となった。山崎監督は「苦労したシーンは水。船で海の上に出て撮影もしているので、みんな酔っちゃって気持ち悪くなった中で撮影していたので思い出深いシーン。リアクションで映画は作られている。ゴジラだけでは怖くなくて、みんなの演技があってゴジラが怖くなる。エキストラの人たちはめちゃめちゃゴジラが好きで来てくれたので、めちゃめちゃ演技がうまい。日本では高額な予算だったが、工夫を一緒にやっていくことで最終的に出来上がる。海外に日本の映画が出ていけることが証明できたので、もっと世界を視野に入れた映画を作っていけると思う。」などと語った。おとといまで東京・日比谷に特設されていた初代ゴジラ像の前には多くのゴジラファンが集まっていた。山崎監督の出身地、長野・松本市では去年「山崎貴の世界」を開いた松本市美術館できのうから「特別展」を開催。さらにご家族もインタビューに答えてくださった。妹のさつきさんは「お兄ちゃんが小さいときからどうしてもゴジラは一番映画では気にしているところだったので賞が取れて幸せ。」、母の菊子さんは「本当に良かった」、父の・義助さんは「健康に気をつけて頑張ってくれ、本当に嬉しい。よかったよかった。」と話した。山崎監督は「いい親孝行ができて良かったなと思う。子どものときからゴジラがどんなに好きかとよく分かっているので、良かったと思ってくれているんじゃないかな。」などと話した。今後については「目標を定めない。目標を作るとそれに囚われて自由が効かなくなるので、その時々にやりたいことをしていけば賞を取れたりするので、そうやってこれからも生きていこうと思う。まずはお客さんが楽しんでもらう映画を作っていいことがあればいいなと思う。」などと話した。


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