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アジア安全保障会議がきょうから3日間開かれるが、中国の董軍国防相は今年参加を見送る可能性があるという。望月麻美氏は「いくつかの要因があると考えられる。中国の国防相が参加すれば、当然米中の会談が焦点となってくる。香港のサウスチャイナ・モーニング・ポストは米中の関税交渉への影響を考慮したためとの見方を伝えている。合わせて西側諸国主導で行われるアジア安全保障会議の場を中国が重視しなくなっているとの見方も伝えている」などコメント。フランスのマクロン大統領がこの会議に出席して演説を行う予定。これについて望月氏は「この会議で欧州の首脳が演説を行うのはこれが初めて。マクロン大統領は会議出席を前に、ベトナム、インドネシアを歴訪。今東南アジア諸国はアメリカと中国の間で難しい対応を迫られている。また欧州も安全保障や貿易でアメリカから圧力を受けている。マクロン大統領はアジアに対して信頼できるパートナーとアピールして関係を強化するねらいがあるとみられる」などコメント。