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「未来をここからプロジェクト」の一環で新たな未来を見据えた取り組みを行うSDGs企画を伝える。千葉・柏市に科学の面白さを次世代に伝えるため手作りの科学館を作った手作り科学館エクセドラ・羽村太雅館長を紹介。骨格標本がずらりと並び、顕微鏡で岩石を観察できるコーナーや化石発掘水晶の取り出しなどの体験もできる。JR柏駅から徒歩5分、住宅街にひっそりと佇むアパートが科学館。社会と市民を科学でつなぐ取り組みを行う団体・サイエンスエデュケーションラボの理事長も務める羽村館長が、誰もが気軽に楽しめる科学館を目指し2018年にオープンした手作り科学館エクセドラ。古代ギリシャローマ時代の建物にあったベンチが並べられただんらんの場を意味するエクセドラから名付けられた。基本的に土日のみの営業だが地元だけではなく県外からも多くの人が訪れ、来場者数はもうすぐ7000人を突破する。
羽村館長は「イベントに来ない人にはアプローチできない。いつでも化学と触れられる場所をつくろうと思った」と語った。学生サークルにはお金がない。目をつけたのが柏市で問題になっていた空き家。借りられたのは空き家になっていた築30年以上の2階建てのアパート。自らの手で改修。手作りの科学館が完成。手作りならではの魅力を紹介。顕微鏡でみた岩石のかけらを紹介。素朴な質問にもスタッフが細かく説明するなど丁寧に対応するアットホームさが売り。ほぼ全ての展示物を触ることができる。羽村館長は市や学校などからの依頼で定期的に地域でのイベントも運営。子どもたちのための科学教室・研究部を2年前から開始。自発的に考える力を養う目的がある。