アボカド 国内で産地化

2025年7月3日放送 7:12 - 7:14 日本テレビ
ZIP! NEWS ZIP!リポート

番組はアボカド栽培を始めたという神奈川県にある農園へ。この農園は柑橘系の果物栽培をしていたが、4年前からアボカドの栽培を開始し、今年10月ごろに初めての収穫を迎えるという。アボカドの栽培をはじめた理由を聞くと「温暖化の影響もあって年々気温も上がっているなかで、みかんの産地である湯河原で何か新しい作物ができないかということでアボカドを選んで栽培している。」などと話した。年々気温の上昇が進むなか、神奈川でも亜熱帯果樹のアボカドを栽培できるのではと生産を始めたという。実際、農研機構はことし3月、「温暖化の影響で日本にも栽培ができる土地が広がる」とする予測を発表。農林水産省によるとアボカドの国内最大面積は2014年から8年間で13倍に、さらに収穫量は170倍にまで拡大している。愛媛県・松山市では2008年ごろ伊予柑などの価格が低迷した際にアボカドに目をつけ産地化を目指すようになった。そしてその松山市を視察し今年新たに静岡県がアボカドの生産に名乗りを上げた。静岡県によると今後国内で生産が進むと種類の選択肢が広がるといい、大量生産により価格が安くなる可能性もあるという。


キーワード
農林水産省静岡県農業・食品産業技術総合研究機構伊予柑みかん湯河原(神奈川)松山市役所アボカド松山市(愛媛)でこぼこファーム田内祐己

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.