モーサテ (ニュース)
アメリカの雇用統計の結果を受け、マーケットではFRBが利下げに向け動き始めるとの観測が強まっている。そこで一昨年までセントルイス連銀の総裁として金融政策の運営に携わったジェームズ・ブラードにテレビ東京ニューヨーク支局の片渕茜キャスターがインタビュー。ブラードは「年内の利下げは9月と12月の2回 そして来年前半にも2回利下げすべき」と主張。ブラードはFOMCの参加者の中でもタカ派として知られた人物。5月と6月の非農業部門雇用者数の結果が大幅に下方修正され、利下げに慎重なFRBの想定が崩れたと指摘。足元の物価や雇用の状況を踏まえれば、今の金利水準は高すぎるとみている。利下げに向けて懸念されるのは関税に伴うインフレの再燃だが、ブラードは関税の影響は限定的だと主張。