モーサテ (ニュース)
ソシエテ・ジェネラル証券の剣崎仁、岡三証券の小川佳紀を紹介。雇用統計ショックでアメリカ元セントルイス連銀総裁のブラードも言っていたが、利下げの織り込みが進んでいる。なぜ5月、6月の数字が下方修正されたのか。剣崎はアメリカの景気自体が足元だけではなく長らく減速が続いていたことがISM製造業景気指数にも現れていたと指摘。低下基調で、いったん回復したが関税等の影響で再び低下。雇用統計を見ると5年ぶりの低い水準。雇用環境の環境の厳しさを示したという見方もできる。マインド系のソフトデータは先行して悪化していく。今後の注目点は、これがどの程度ハードデータに影響していくのか。FRBのパウエル議長は雇用は堅調という認識を示していただけに、それを覆すような数字に見える。