モーサテ (ニュース)
ゼレンスキー大統領とケロッグ特使の会談後に予定されていた共同記者会見はアメリカ側が拒否して中止されたという。その後、アメリカのウォルツ大統領補佐官は会見で「ゼレンスキー氏に対するトランプ大統領の不満は多岐にわたる」と述べ、「ウクライナ側が歩み寄る必要がある」と主張した。前日、トランプ氏がゼレンスキー氏を「選挙を経ていない独裁者」と呼ぶなど両国の非難の応酬が繰り広げられており、改めてロシア寄りの姿勢を示すアメリカとウクライナの溝の深まりが示された。一方、フランスのマクロン大統領は20日、ゼレンスキー氏について「選挙を経て選ばれた大統領だ」と述べ、トランプ氏に反論した。また、「ロシアのプーチン大統領に対し弱腰になってはならない」とトランプ氏に伝える意向を示し、24日に訪米してトランプ大統領と首脳会談に臨むことも明らかにした。