グッド!モーニング けさ知っておきたい!NEWS
きのうの日経平均株価は、大手格付け会社「ムーディーズ」がアメリカの信用格付けを引き下げたことへの警戒感から、終値は先週末より255円安い3万7498円だった。専門家は、アメリカを最上位に格付けしていたのはムーディーズだけで、他の格付け大手2社はすでに引き下げ済みだったことから、マーケットへの影響は限定的、決算発表も一巡し、材料不足の中で相場のセンチメントが冷えたなどと話した。今週は、アメリカの関税交渉が山場を迎える。20日からは、G7財務相・中央銀行総裁会議があり、そのタイミングで日米の財務相会談が予定されている。週後半には、赤沢大臣が3回目の日米通商交渉に臨む予定。専門家は、通商交渉がはっきりするまで、現状水準3万7000円台を中心とした一進一退の展開が続きそうだなどとした。