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ニューヨークから中継。2日、アメリカの6月の雇用統計が発表された。6月の非農業部門雇用者数は5万7000人の増加となり市場予想を下回った。雇用の伸びは10万人を超えていた5月から鈍化した形。内訳は教育・医療や専門・ビジネスサービスが増加した一方で、接客・レジャーや情報産業は減少している。失業率は4.2%となり、前月から改善した。平均時給は前年から3.5%の上昇となり、上昇率は前月と比べて小幅に拡大している。ワールドカップの観光客予測は11都市に国内外から1000万人と言われている。需要を見据えて5月の雇用統計では接客・レジャーの雇用者数が大きく伸びていたが、今回は減少に転じワールドカップ効果は早くも収束の兆しが見えているとして全体の雇用の伸びも減速する形となった。雇用統計の結果を受け、早期の利上げはやや後退したが、その先を見ると依然として利上げの観測が強い状況となっている。利上げ市場予想は年内に1回以上という予想は約8割を占めている。(フェドウォッチ)。今後の焦点になるのはインフレ動向。中東情勢ではアメリカとイランの戦闘終結への期待で原油価格が下落に転じている。この点についてFRB・ウォーシュ議長は「インフレの上振れリスクはここ数週間で低下した」と語っている。今後の金融政策についてはフォワードガイダンスは行わないとの姿勢を鮮明にしている。
