ノンストップ! タブロイド ザ・ワールド
サバンナ・バナナズの人気にはバナナボールという独自のルールが一つの理由となっている。野球とは異なるルールがあるバナナボールでは試合時間は2時間のリミット制で、2時間を超えた時点でそのイニングが最終回になる。1イニングで得点が多いチームに1ポイントが入り、より多くのポイントを獲得したチームの勝利。バントが禁止され、バントした選手は即退場となる。敵チームの観客がファウルボールをノーバウンドでキャッチしたらアウト。オーナーのジェシー・コールさんは「野球の試合は長すぎる現実に気づいた。大切にしているのはファンファースト。野球をとにかく楽しくすること」と話した。バナナボールはファンを飽きさせず楽しませるために誕生。今年4月と6月にアメフトの球場を埋め尽くし、1試合で8万1000人という史上最多の集客数となった。6月の週末は2日間で14万8000人を集客。選手は大学リーグでプレーしていたため、プロのスカウトをされた選手もいる。2023年からプロのバナナボールで興行を回っており、マイナーリーガーの平均より良い給料をもらっているという。
試合の合間に突然ミュージカルが始まったかと思えば、おじさんダンサーズ、通称「マン・ナナズ」というチア集団の全力パフォーマンスが可愛いと大人気。先日、世界一遅いレースとして赤ちゃんたちのハイハイレースが話題になるなど、バナナズは試合以外でも観客を楽しませる。バナナズのムキムキのバナナのキャラクター「スプリット」は選手とダンスをしたりパフォーマンスに参加してゲームを盛り上げている。ミャクミャクが海外で披露したテーマソングのダンスをスタジオで披露した。今年、元北海道日本ハムファイターズ・杉谷拳士がバナナボールに出場。杉谷が出場した今年の様子を紹介した。打席ではきつねダンスを披露。杉谷の活躍もあり、バナナズが勝利。杉谷は「侍ジャパンを作りたい」と話していたという。
万博終了まであと5日。ミャクミャクから皆さんへメッセージ。