ひるおび JNN NEWS
日本で生活するイスラム教徒だが、妊婦の生活を巡ってはまだまだ壁が残っているという。話を伺った女性は女性医師に見てもらいたいと希望した。家族ではない男性に手と顔を見られることはよくないこととの考えも背景にはあるといい、条件に合う病院を求めて7カ所以上の病院に問い合わせたという。豚肉やアルコールを口にすることも禁じられることから、これも病院と話し合ったうえで食品も持参する事となった。無事に元気な女児を出産した女性だが、病院側は夫婦の要望を聞いて産後食はイスラム教に配慮した内容となった。イスラム教徒が安心して子どもを埋める環境の整備に向けた模索は続いている。