グッド!モーニング 独自取材
国の特別天然記念物に指定されているオオサンショウウオが絶滅の危機に瀕しているという。今日本古来のオオサンショウウオとは別のオオサンショウウオが見つかっているとのこと。岐阜県では去年8月に日本と中国のオオサンショウウオの交雑種が発見されている。中国では養殖のオオサンショウウオであれば食べることが許されていて、日本も過去に食用として輸入されたことがあったというが、結局食用として使用しないことになり、その結果使い道のない個体がたくさん生まれたという。これまでに2府7県で交雑種が確認されており、環境省はチュウゴクオオサンショウウオと交雑種を特定外来生物に指定しようとしている。専門家は「大きな一歩」とした一方、「見分けがつきにくいので、在来種を殺してしまうこともある。その場合は文化財保護法違反にあたる」などと懸念も述べた。