めざましテレビ NEWS
今月から2800品目以上の食品が値上げされる中、その波はチョコレートにも。森永製菓は「チョコボール」を今月から6.5%値上げ。不二家の「カントリーマアム」は価格は変わらないが今月から1枚少ない18枚入りとなり実質的な値上げ。さらに明治は6月から「きのこの山」や「たけのこの里」など54品目を3~33%の値上げに踏み切る。こうした値上げの一因とされるのがカカオ豆の高騰。ニューヨーク市場におけるカカオ豆先物価格は昨年末は1トンあたり4000ドル程度だったが、今月1日には1万ドルを上回るなど、約3か月で2倍以上になっている。原因について、専門家はカカオの生産ちのコートジボワールとガーナが大雨や洪水、干ばつの影響もありカカオの収穫が前年比3~4割減ったからだという。実際に海外からカカオ豆を買い付けてるという洋菓子店では、カカオ豆を直接ひいて生チョコレートやガトーショコラなどを製造。しかし、去年1キロあたり2~3ドルだった価格が現在は10ドル前後と大幅上昇し、買い付けの交渉が難航しているという。