グッド!モーニング 独自取材
ズワイガニ漁が解禁された。今年はカニは全般的に安くなるとみられていて、正月商戦の頃には輸入ものであれば、昨シーズンの半額程度になる見通しも出ている。鳥取県では松葉ガニが市場に並び、多くの目利きが集まった。浜坂漁港の初競りでは1000万円という価格も出た。初競りでは高値がついたが、今年ズワイガニの価格は下がる予測が出ている。京都府が行った資源調査によると、ズワイガニのオスは過去5年間の平均値を上回り増加しているという。また、国が定める漁獲枠も3年ぶりに増加している。このため、市場への供給量が増え、値段が下がる可能性があるという。輸入もののカニにも変化が起きていた。都内にあるカニ専門商社が口にしたのは今年の年末は求めやすい価格になるという言葉。円安にもかかわらず輸入ものが安くなるという。アメリカがロシア産の水産物を禁輸したことが大きな要因で、市場にあふれたロシア産のカニの相場が下がっているという。市場関係者の中には正月商戦ではタラバガニもズワイガニも輸入品は前期比の約5割との予測をする人もいるという。ズワイガニが今年は家庭でもお得に楽しめそう。