ZIP! ZIP!特集
アイドル界に革命をもたらした新たなアイドルが平成後期に登場。それが平成17年(2005年)デビューのAKB48。キャッチコピーは「会いに行けるアイドル」。「秋葉原 ドン・キホーテ」8階に独自の劇場を設け、ほぼ毎日公演。テレビの中の存在だったアイドルが街なかで会いに行ける存在となり、一気に大人気に。AKB48には日本中が注目した衝撃的な「総選挙」というイベントがあった。それまでアイドルのセンターといえば人気・実力をもとに運営が決めるのが普通だったが、それをファンに委ねるという「AKB選抜総選挙」。テレビで生放送されると視聴率はなんと20%超えと国民が注目する大イベントとなった。AKB48の勢いは凄まじく、日本中をアイドルが席巻。平成22年の年間オリコンランキングを見てみると、アイドルで埋め尽くされていた。平成25年、指原莉乃さんが初センターを務めた「恋するフォーチュンクッキー」にも平成アイドルのキーワード「親近感」が。スローなテンポで踊りやすい振り付けとあって、地方自治体や企業のPR動画でみんながダンスするなど日本を代表するアイドルグループとなった。ときは同じく平成後期、日本のアイドル界を揺るがす一大ムーブメントがやってくる。