クマージェンシー2 ヒトとクマ 境界線崩壊

2026年2月2日放送 1:05 - 1:18 日本テレビ
NNNドキュメント’26 クマージェンシー2 ヒトとクマ 境界線崩壊

去年12月、清水寺で今年の漢字は「熊」だと発表された。住宅街に次々とやって来るクマ。去年捕獲されたクマの数は1万2000頭を超え過去最多となった。秋田県のクマ専門職員はクマが成功体験を得て出て来やすい素地が出来てしまっているなどと伝えた。去年12月、秋田・大館市で山沿いの集落でクマの足跡が見つかり、クマは番犬や家畜の鳥を襲って去っていった。6年前にクマの研究者から秋田県自然保護課に転身した近藤はクマ対策の最前線に立ち続けている。獣医師を目指していた大学生時代に近藤は担当教授から野生動物と人との折り合いをつけるのがワイルドライフ・マネジメントの仕事だと教わり、自分がやりたいことはそれだと感じたなどと明かした。一昨年2月、環境省で行われたクマの保護管理に関する検討会に参加した近藤は様々な提言をしてきた。形となった対策の一つは緊急銃猟で市街地での発砲が可能となった。34都府県に生息するツキノワグマは森林生態系の頂点に位置する大型獣である。クマによる人身被害は全国で過去最多の236人となった。増える人身被害を受け、2020年に秋田県は対策支援センターを設置し、その目玉が専門家の採用で、近藤もそのタイミングで志願していた。
2023年、近藤は必ず現場検証するようにしており、この日も被害者から詳細に話しを伺っていた。ツキノワグマの生息域は年々拡大しており、市街地や海岸沿いにまで及んでいる。去年8月、秋田・大館市に暮らす男性は畑を放棄するといずれは動物たちの生息域となるため危機感を抱いているなどと明かした。近藤はクマの成功体験をどう断ち切っていくのかが今後のクマ対策の焦点になるなどと話した。


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環境省秋田県庁清水寺秋田県ツキノワグマ大館市(秋田)東成瀬村(秋田)緊急銃猟制度

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