イット! ソレってどうなの?
千葉県旭市のコメ農家加瀬園芸の加瀬好基さんを取材した。今の時期は田植えシーズン終盤を迎え4000枚ちょっとを種まきしている。加瀬さんは作業効率が一番というが手作業が必要な部分が多くあるという。加瀬さんの田んぼの総面積は東京ドーム4個分の約20ha、田植え機に人の手で積み込む。田植え機はGPSが付き自動で真っ直ぐ植えてくれるという。コメの販売価格は前週比プラス3円の4220円で16週連続で最高値を更新、価格高騰でコメ農家の収入は儲かってはない、油代などすべてのコストが上がっているため現状は平行線、加瀬さんはJA等に卸さず自身で販路を開拓しているという。市場に出回る量は足りないと話し休耕地を利用し生産量を増やすことは作業効率が悪く利益に繋がりにくい現状があるとなどとした。加瀬さんは去年まで飼料米7食料米13で作っていたが今年1:19にし安定的な収入の飼料用を減らしてでも食料米を増やして対応しなければならないと考えているといい、また米の独自ブランド化で国内での消費されるようになってほしいとしたが担い手不足だと話した。