ニュースウオッチ9 (ニュース)
西日本ではこの先1週間も晴れる日が多い見込みで気象庁は九州南部・九州北部・四国・中国地方・近畿の梅雨明けを発表。梅雨明けは平年や去年と比べていずれも早く九州南部は平年より18日。九州北部は平年より22日早くなっている。また四国は平年と比べて20日。中国地方は平年より22日。近畿は平年より22日早くなっている。このまま確定すると九州南部を除いて気象庁の統計開始以来最も早い梅雨明けとなる。さらに梅雨の期間も九州北部・四国・中国地方では最も短くなる。短すぎる梅雨に不安の声も聞かれた。異例の早さの梅雨明けについて気象予報士の斉田氏は太平洋高気圧の勢力が早く強まったためと説明。
米を生産している森川さんは水が不足するのではないかと不安を覚えている。2年前、水不足を経験した森川さん。コメが十分に育たず平年より80トンほど収穫量が減少したという。価格への影響も懸念している。
一方、最高気温は宮崎・美郷町南郷で35.1℃。甲府と愛南町で35.0℃と猛烈な暑さとなった。長崎の小学校ではエアコンをつけて朝の会に臨んでいた。神奈川・逗子では一足早い海開きが行われ地元の小学生約400人が集まった。東日本や北日本の梅雨明けについて気象予報士の斉田氏はまだ梅雨明けが発表される状況ではないが、1か月予報の降水量は平年並みか少ない。太平洋高気圧が東に勢力を強めたタイミングで早めに梅雨明けが発表される可能性があると述べた。