コモドドラゴン不思議な生態

2024年7月28日放送 18:01 - 18:11 TBS
世界遺産 世界最大 最強のオオトカゲが住む島

コモド国立公園はコモド島、パダール島、リンチャ島を含む地域からなっている。大小140の島々が浮かんでいる。島は海底火山の噴火によって出来た。コモド島には1600頭のコモドドラゴンが生息している。レンジャーの案内で進んでいると休憩している体長2mほどのコモドドラゴンを発見した。コモドドラゴンには鋭い鉤爪や耳などを持ち、目は300m先まで見えるとされる。寿命は30年前後で原始的なトカゲの生き残りと言われている。レンジャーによるとコモドドラゴンからは5mは離れるよう伝えられた。足裏が地面についているときはすぐに動け危険だという。コモドドラゴンは一見おとなしそうに見えるが気性は荒く、人間を襲うこともあるという。そのため公園内ではレンジャーの同行が必要となっている。また縄張り意識が強くしばしば同士討ちになることもありその時威嚇音がなる。それでも去らない場合は鉤爪で攻撃する。コモドドラゴンはコモド島と周辺の島々のみに生息する絶滅危惧種となっている。
コモドドラゴンの生態に迫った。コモドドラゴンは朝早くから行動を開始。朝毎日行うルーティンが日向ぼっこ。コモドドラゴンは変温動物で自分で体温調節ができないため、日差しを受けて体を温める。体が温まると移動を開始、ある個体は木に近づき擦り付けた。これは古くなった皮膚がかゆいためで少しずつ脱皮をしている。雨が振ると体温が下がってしまうため体が動かせなくなるコモドドラゴンは横たわってしまうが雨があがると活動を再開させる。コモドドラゴンの舌は二股になっており4キロ以上先の匂いを嗅ぐことができる。そしてこの日はツカツクリの巣を見つけ掘り起こしたがこの日は見つけることができなかった。そんなコモドドラゴンは自分より体が大きい生き物を襲うこともある。


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