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きょう日本航空でサイバー攻撃によるシステムの不具合が発生した。年末で混雑する空港では一部の便が欠航し夜になっても飛行機が遅れるなど影響が出ている。きょう東京の空の玄関口、羽田空港は飛行機の遅延により大混雑。午前7時半前、社内外をつなぐネットワークがサイバー攻撃を受けシステムに不具合が発生したという。そのため全国の空港で手荷物のチェックイン機が作動しづらくなるなどの影響が出た他、公式アプリも使えない状態に。少なくとも71便に最大で4時間以上の遅れが出て国内線4便が欠航した。北海道の新千歳空港でも出発ロビーが大混雑。日本郵便は今回の影響で郵便物や宅配便ゆうパックなど一部の配達に遅れが出ていると発表した。捜査関係者によると警視庁には日本航空からDDoS攻撃をされているかもしれないという趣旨の相談があった。DDoS攻撃とはウイルスなどで無関係の人のパソコンを乗っ取りウェブサイトやサーバーに過剰なアクセスや膨大なデータを送ることで大きな負荷を与えるサイバー攻撃のこと。DDoS攻撃を受けた側は負荷の影響で機能がパンクしてしまう。およそ6時間後にシステムは全て復旧していて明日は欠航便もあるが、ほぼ平常どおり運航されるという。サイバー攻撃の可能性があるトラブルは銀行でも。三菱UFJ銀行によると午後3時ごろから個人向けのインターネットバンキングで生体認証の利用が不安定な状態に。三菱UFJ銀行は不具合についてDDoS攻撃の可能性も視野に確認を続けている。電車に言及。土屋大洋のコメント。