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きのう午前6時前の奈良公園で行われていたのは、奈良公園に生息するシカの頭数調査。「奈良の鹿愛護会」が保護活動の基礎となる統計を作成するため毎年行っている。調査中には群れが突然移動することもあり、数えたシカが重複しないよう調査が進められた。結果は去年より222頭増え1687頭に。5年連続の増加で調査が始まった1953年以降では過去最多となった。増えた原因はエサやり。本来、鹿せんべい以外のエサやりは禁止されているが、観光客がより栄養価の高いエサを与える問題行為も。その影響からメスの妊娠率も高くなっているという。奈良公園の外に市街地にシカがたくさん出てミニ奈良公園化が進んでいるとのこと。取材すると、奈良公園から約1.2km離れた住宅街にシカの集団を発見。街路樹の葉を食べながら移動していた。奈良に生息するオスジカは平均体重約80kg、肩高約85cmと成人男性の腰ほどの高さがある。家の周りのフン掃除に追われる住民や、ゴミを荒らす被害も。また農作物にも被害が出ていて収穫前の野菜がシカのエサになっている。農水省によると2024年度の奈良県のシカによる農作物への被害額は4344万円。前年度から約561万円増加している。生息域は拡大していて、奈良公園から約2キロ離れたコンサートホールの裏側でも4頭のシカの姿が。市内を横断し奈良駅の西側にまで移動し、そのまま住宅地に住みついているという。
