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政権が崩壊した中東シリアの首都を取材。JNNは12日シリアのアサド政権崩壊以降日本メディアとして初めてシリアに入った。シリア側の国境検問所には係官の姿はなく反体制派勢力とみられる戦闘員が配置されていたが、入国の手続きなどはなく行政が今も混乱している状況がうかがえた。首都のダマスカス中心部ではアサド政権の崩壊を喜ぶ多くの市民が集まり、あらゆるグループを統合した安定的な政府が生まれてほしいとの期待の声も聞かれた。こうした中、反体制派勢力は10日暫定政権による初の閣議を開催した。暫定政権の首相には反体制派勢力を主導したシリア解放機構系の指導者バシル氏が指名され、今後シリア各地に乱立する反体制派のグループをまとめられるかが焦点。