首都圏情報 ネタドリ! めざせ!ノーベル賞 “スーパー高校生”の探究心
13年前にスーパーサイエンスハイスクールの茨城県立水戸第二高校を卒業し現在大手化粧品会社で研究員をしている小林さんは、独特の性質を持つ唇の細胞の実験モデルを作り新たな商品開発に繋げようとしている。高校時代はシロアリの生態を観察し、失敗するたびに新たな知見に出会えたという。失敗を次に繋げる科学の面白さを知り、研究職を志した。17年前に鹿児島県の池田高校を卒業した都内クリニックの田代さんは、論文を読むことの大切さを学び今も実践している。コロナ禍に毎日20件ほどの訪問診療を続けていた田代さんは、情報が錯綜する中論文を広く読み込み、一人一人の患者に合う治療を手探りで行った。