キャラビズジャーナル (セガ)
セガの常務執行役員でトランスメディア事業本部長のジャスティン・スカルポーネさんに話を聞いた。ゲームIP、映画、グッズなど多方面に事業展開する部門の責任者。ソニックを例にライセンサーについて教えてもらう。ソニックは30年以上の歴史を持つキャラクター。ここ10年間で欧米で人気が高まり、90%以上の認知率を誇るが、日本生まれだと知られていない。ソニックの総売上は95%が海外。2022年公開の映画「ソニック・ザ・ムービー ソニック VS ナックルズ」は興行収入4億ドル以上。ゲームソフトはこれまで80作品以上がリリースされ、累計16億本超え。世界中のゲームをプレイできるオンラインプラットフォーム「Roblox」で展開している「Sonic Speed Simulator」は月間4800万人が全世界からアクセス(世界1位)。「ソニックシンフォニー」はソニックの曲をオーケストラとロックバンドで奏でるコンサート。Netflixでは「ソニックプライム シーズン3」が独占配信中。スカルポーネさんはソニックが欧米で人気になった理由を「速い、かっこいい、やんちゃ、アクション、笑い、感動。ハリウッド映画に必要とされる要素が盛り込まれている」と分析した。