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プロ野球・日本シリーズ。パ・リーグ王者のソフトバンクは今季87勝52敗4分、貯金35と大きく勝ち越してリーグ優勝。しかし、5月はじめまでは12年ぶりの単独最下位。ここからの大躍進のウラにはある人物の存在があった。その方が今季からソフトバンクに加入した選手のメンタル面を支える専門家・伴元裕コーチ。アメリカでスポーツ心理学を専攻、サッカー、テニスなどアスリートを指導。5月ソフトバンクが最下位となった途中から小久保監督の要請でベンチ入り。伴コーチの仕事を拝見。試合前の練習で選手と会話、すぐにメモ。試合で集中することを聞き取り、集中できていたかベンチで確認。その効果について野村勇は「チャンスで凡退してしまった時、落ち込みそうな時、やるべきことをやれてるからいいよと打てなかったことを引きずらず、いい気持ちで打席に入れる」などと述べた。伴コーチが5月途中からベンチ入りして以降、驚異的な勝率を誇ったソフトバンク。5年ぶりの日本一に挑む。
