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日本食ブームや健康志向の高まりから、今タイでは抹茶が流行中。茶筅で立てた本格的な抹茶をミルクで割りラテとして楽しむのが人気で、1杯約1000円程度と価格は一般的なタイのお茶の約4倍だが多くの人が買っていた。抹茶を含む日本茶の輸出額は右肩上がりで、今年は8月までで既に去年を大幅に上回っている。日本の産地に拘ったお店もあり、特に人気の産地は福岡県八女産の抹茶。バンコク市内に3年前オープンしたカフェでも1番人気は八女産の抹茶ラテ。抹茶ファンも訪れていて、3年前からハマり日本の産地へも行ったという。福岡県八女市の茶畑を一望出来る展望台にいたのは、産地巡礼で訪れたタイの熱狂的な抹茶ファンたち。九州旅行中のカップルは、八女抹茶が目的の1つだったと話す。観光客が増えたことで地元のお茶屋では、あまりの人気ぶりで品薄状態が続いているとのこと。お茶の歴史や文化を学べる施設で、抹茶を立てる体験に初挑戦していたのもタイから来た友人グループだった。八女抹茶の渋みが少なくまろやかな甘みがタイでは好まれているそう。抹茶の生産を行う会社の直販店には、ショーケースに8種類の抹茶が並ぶ。観光客に対応するため国内での販売を強化している。目の前に茶畑が広がるカフェスペースでは、抹茶スイーツなどが楽しめる。この店では、タイの観光客が増えたことを受け新たにタイ出身のスタッフを雇ったという。今年の夏から抹茶の魅力を伝えている。
